グラウト工事
高速道路、橋梁工事での沓座や橋脚基部、PC床版下の調整モルタル、その他いろいろなグラウト工事に対応しております。
また学校などの耐震補強工事でブレス部、耐震補強壁部へのグラウト工事も行っています。
橋梁沓座工事
橋梁沓座工事の施工の流れ
沓座の清掃
無収縮モルタルが十分にコンクリート面に付着するよう、
打設前にコンクリート面に付着したサビやゴミ、水分をワイヤーブラシ、バキュームクリーナーなどを使って取り除きます。
その後、コンクリート面に接着剤を塗布します。
型枠組立て
設計寸法を確認し型枠を組み立て固定します。
このとき型枠には、無収縮モルタルの注入圧に対して十分に抵抗できる剛性を持ち、かつ無収縮モルタルの膨張圧を適切に制限できる耐性が求められます。
モルタル打設
打設前の品質管理試験(Jロート試験)で水量を決定します。その決定した水量で無収縮モルタルを練り混ぜ、グラウトポンプにより圧送します(少量注入の場合は小型や手押しポンプなどを使用)。
その際、巻込み空気や未充てん部が残らないよう注意します。
コテ仕上げ
打設後、表面に養生剤を塗布しコテで仕上げます。
その後、乾燥収縮によるクラックを防止するため、マスカー(テープ付ビニール)で表面を養生します。
施工完了
設計以上の強度が確認できたら型枠を取り外し、施工完了です。
橋梁基部工事
橋梁基部工事の施工の流れ
段取り(1)
バキュームクリーナーで箱抜き部のゴミや水を取り除きます。
段取り(2)
注入・エアー抜きホースをアンカー部に取り付けます。
また橋脚の高さに応じて箱抜き部に型枠を設置します。
打設(1)
アンカ-部の下の注入ホ-スからグラウトを圧入し、上のエア-抜きホ-スからグラウトの流出を確認し打設完了。
打設(2)
箱抜き部のグラウトは橋脚のプレ−ト下まで注入します。
脚内部に入ってグラウトが中まで注入されているかどうか確認し打設完了です。
耐震補強工事
耐震補強工事の施工方法
段取り(1)
型枠に孔(径25mm、18mm)を開け、注入・エア-抜きホ-スを取り付けます。
段取り(2)
型枠と躯体との隙間を発泡ウレタン材でシ-ルします。
ブレス打設
下部、側面、上部の順に打上げていき、上部の左右両端部角のエア-抜きホ-スからモルタルが出てきたことを確認し打設完了。
壁打設
注入は壁の中央から行ない左右両端部角のエア-抜きホ-スからモルタルが出てきたことを確認し打設完了。
お問い合わせ
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