リバコンの概要
リバコン・リキッドは、コンクリート表面に塗布することで触媒性化合物が躯体奥深く浸透し、コンクリート内部の空隙やひび割れなどの欠陥部にセメント結晶を生成し、躯体内部を緻密化させるコンクリート改質剤です。これによりコンクリートへの様々な劣化要因(中性化、塩害、アルカリ骨材反応等)からコンクリートを保護しその耐久性を向上させるとともに、躯体防水としてもその効果を発揮します。
リバコンの効果
- 防水・止水
- ひび割れ自己修復機能
- 中性化抑制
- 塩害抑制
- 凍結融解抵抗性向上
- アルカリ骨材反応抑
リバコンの特徴
- コンクリート改質効果の大幅な向上
リバコン・リキッドの改質深さは、コンクリート深部までセメント結晶を生成するため、コンクリートの防水・止水・改質効果が大幅に向上します。 - コスト削減に寄与
リバコン塗布工法における下地処理は、コンクリート表面を清掃するのみで施工コストの軽減が図れます。 - 工期の短縮
リバコン塗布後の散水養生は不要で、施工面の乾燥後別作業に移行でき、全体工程の短縮が図れます。 - 施工後のコンクリート表面
リバコン・リキッド塗布後コンクリート面に残渣が発生しないため、付着性能に影響がなく、仕上剤を自由に選択できます。 - メンテナンスフリー
リバコン・リキッドによる躯体改質は、触媒性化合物が恒久的に作用しセメント結晶を生成し続けるため、施工後のメンテナンスは不要です。 - 工法の自由な選択
リバコンは、構造物の種類・施工条件に適合した工法を選択して、合理的な施工を行うことができます。 - 環境にやさしいエコ材料
リバコンは、環境に配慮した安心・安全なエコ材料です。
リバコン緻密化のメカニズム
リバコン・リキッドに含まれる触媒性化合物は、コンクリート内部の水酸化カルシウムと反応し触媒性カルシウム化合物となり、セメントゲルと再反応して結晶生成を行います。
ここで、不溶性のC-S-H結晶をさせ、同時に触媒性化合物は遊離して、新たな水酸化カルシウムと反応し、恒久的にセメント結晶を生成し続けます。
触媒性化合物の働き
触媒性化合物の連鎖
走査型電子顕微鏡(SEM)によるセメント結晶写真
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