■沓座の清掃
無収縮モルタルが十分にコンクリート面に付着するよう、
打設前にコンクリート面に付着したサビやゴミ、水分をワイヤーブラシ、バキュームクリーナーなどを使って取り除きます。
その後、コンクリート面に接着剤を塗布します。
■型枠組立て
設計寸法を確認し型枠を組み立て固定します。
このとき型枠には、無収縮モルタルの注入圧に対して十分に抵抗できる剛性を持ち、かつ無収縮モルタルの膨張圧を適切に制限できる耐性が求められます。
■モルタル打設
打設前の品質管理試験(Jロート試験)で水量を決定します。その決定した水量で無収縮モルタルを練り混ぜ、グラウトポンプにより圧送します(少量注入の場合は小型や手押しポンプなどを使用)。
その際、巻込み空気や未充てん部が残らないよう注意します。
■コテ仕上げ
打設後、表面に養生剤を塗布しコテで仕上げます。
その後、乾燥収縮によるクラックを防止するため、マスカー(テープ付ビニール)で表面を養生します。
■施工完了
設計以上の強度が確認できたら型枠を取り外し、施工完了です。